割安宅配便を目指す、日本郵便デリバリーの誕生(設立 2014年4月1日)

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大都市の商業地には市場性の高いオフィス街・繁華街がある。このエリアの「ゆうパック」はこれまで5割程度は業務委託していた。委託先を100%子会社化しこの集配業務を担うのが日本郵便デリバリーである。

今までは委託先でのトラブル発生を防ぐため営業活動を禁止していたが、これからは集配時の対面での営業の強化を図る。中小口の荷物を集め取扱量の拡大を図るとともに高単価も期待している。

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企業ニーズに合わせた勤務時間制

4時間勤務の短時間配達員を日本郵便デリバリーで雇用する事で「午前中に配達して欲しいという企業のニーズに応える」という取り組みを行う事で、エリア内での「当日配達・遠方の翌日配達のスピード」という優位性を活かし更なる差別化を図る。

給与環境の変化

今まで5%程であった歩合制度を他社並に引き上げる予定で、新しく採用したスタッフに対し2割程度の歩合制を導入する。(他社の宅配会社は20-30%が歩合の標準)

今後の予定

今後9月1日に銀座郵便局管内,10月1日に日本郵便局管内で集配業務を開始予定。軽トラック以外にも台車や電動アシスト自転車による集配も行う。そこで新しい勤務時間・歩合制を今年度末まで検証し、大阪・名古屋などの複数都市への展開を予定している。

当面はバイクで運べる大きさで時間指定のない荷物を通常郵便のネットワークを使い他社より安く運べることが出来るサービス作りに注力していく予定である。

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