宅配サービスの鍵となる「ラストワンマイル」現状の課題

タクシーを利用する際に「ワンメーター」という言葉があります。乗車地から近郊に目的の場所がある際に、最初乗車した時の値段設定のことです。

似たように、運送業界にも「ラストワンマイル」という言葉があります。ここでは、宅配での最後の目的である自宅への配送をラストワンマイルとして纏めてみます。

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運送業界における「ラストワンマイル」

最寄りの営業所と受け取り人との間がラストワンマイルと呼ばれています。宅配便会社の中では、集配担当が請け負っています。

誰が担っているの?

ここでは雇用形態の区分で紹介していきます。まず、地域担当として正社員として集配業務を行っているセールスドライバーが挙げられます。ノルマが課されていることもしばしばで、セールスの名の通り集配しながら営業することが求められます。

次に期間雇用社員と言われている人達です。集荷や配達だけのこともあり、正社員との違いは、管理的な仕事はなく効率的に荷物の集配業務を行っています。

最後に受託者です。主に配達業務をしており、個人事業主や会社組織になっているところもあります。配達数に応じて貰えるお金は変動し、多く配達すればお金を多く貰うことができます。

ラストワンマイルの課題

運送業界で実コストが一番かかるといわれているのが最後の顧客宅への配送であるラストワンマイルなのです。個人宅へ配送したが不在だったときに、もう一度配達する際の燃料費や時間の影響は甚大です。実際に20~30%の人が宅配時に不在とも言われています。

また、集配部分ということもあり、直接接する際の営業も重要なポイントとなります。最後のラストワンマイルが占めるサービス品質でお客様の満足度がほぼ決まってしまうのです。

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どう解決すればよいのか?

では実際のラストワンマイルの課題を解決するにはどうすれば良いのでしょうか?

ニオクルでも個人宅への配達した際の不在は、運送業界が抱える課題の大きな1つとして捉えています。なので、実際に配達先の家主とドライバーが直接やり取りできたら良いのではないのか?と考え実際に「メッセージ機能」として作成しています。
もしこの機能があれば直接やりとりが増えるので、不在問題の解決の手段にもなると考えております。
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モノを運ぶことの利便性を追求することは社会が豊かになることと直結します。これは、緊急時などに「必要なモノがすぐ届く」ことを意味します。ニオクルでは更なる運送業界の発展に向けて日々精進しています。

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