モノを運ぶ運送業の中でこれまで一番利益が出やすいと言われていたモデルは
「車と輸送に負担がかかる高額な荷物を定期的に同じ場所間を輸送すること」
でした。
しかし現代では、消費者のニーズは多様化したので、様々な商品を用意し、消費者の元にそれぞれ届けることが必要になり、宅配便は放っておけない程の成長を遂げています。
宅配便は1個1000円以下の荷物で、個人や中小口事業所が主な依頼主となっています。「不特定多数顧客を対象にした、不定期貨物の輸送手段」と分類出来ます。
不特定多数のお客様に対し対応する知的労働や多数の配達による肉体労働が要求されるので、運送業界の中でも高く給料を設定しないと人材は集まりにくく、人件費が非常に高い産業となっています。
更に運送業は立地条件にコストをかけるわけにもいかないので、駅から離れた比較的交通の便が悪いところに職場を構える場合がほとんどで、そのための交通費の支給も人件費をあげる要素となっています。
・宅配便の不在率(20~30%)
・ニオクルの仕事単価の高さ
・大きい荷物で直接マッチング中間マージン無しで高額