WIREDさんで、こんな記事が有りました。
フォードが自動車を遠隔操作できる研究をしているとのこと。
自動車の遠隔操作は、自律走行車の技術と比べればはるかに地味だ。自律走行によって人間が関与しなくなったときに得られる安全上のメリットもない(グーグルが実地テストを行っている自律走行車は、360度の認識が可能で、複雑な判断を行い、夜間等も人間より優れた視力で周囲を認識、疲労等の影響もないことから、人間より優れた運転能力をもつ可能性があると見る者もいる(日本語版記事))。
しかし、遠隔操作にはまた別の利点があり、使い方によっては自律走行の魅力的な代替案にもなる。
遠隔操作技術の実現性
自動運転が最近話題になっているが、現実的なことを考えた時に、まずは超遠隔操作が法律の整備も先に進むのではないかと思っている。
特に、高速道路など複雑性の無い箇所での遠隔操作。
それも、半自動運転で、補助的な遠隔操作。
そのことによって、人が一人で何台ものトラックを走らせることができる。
トラックの輸送コストで言えば、約40%が人件費です。
このコストが抑えられたら、物流業界には大きなインパクトがあると思う。
ちなみに、この遠隔操作という技術は、土木や建設現場での実用化はトラックよりもかなり早く来るはず。
日本国内でも、このような取り組みがある。
「アスラテックの「V-Sido OS」が建設機械操作ロボットの実現をサポート」
「使える」というだけではなく、「コスト面」も加味してもかなり実用段階にまで来ている。
このロボットのベースは、V-Sido OSという制御のOSを使っている。
トラックの遠隔操作も、そのようなOSが出てくれば、低コストで、誰でも創れるようになるんだろうな。
自動運転技術や遠隔操作が一般化しての普及するには、この「誰でも創れる」とういうことが、コスト面においても重要になってくるんじゃないかな。
おまけ
V-Sido OS(アスラテック)の実力。カクカク感が思ったより少ない!