運送会社は、道路を使い、商売をしています。
しかし、意外と知らない道路法。
実は、そこには、どの道路は、だれのものかがキッチリと定義されています。
道路って国のもの?県のもの??
道路法には、実は、キッチリと定義が明記されています。
4つの道路の種類
- 高速自動車道路・・・国の公物
- 一般道路・・・国の公物
- 都道府県道・・・都道府県の公物
- 市町村道・・・市町村の公物
あれ?案外、国のモノじゃないんだ、、、と思った方も少なくないはず。
実は、旧法(1919年)では、すべて道路は国のものと定められていましたが、現在の法律に変わり、
上記のような定義になっています。
実は色の違うガードレールがあるんです!
ニオクルが本社を構える山口県では、オレンジのガードレールをよく見ます。
生まれ育った人には、当たり前ですが、県外の人からすれば、
「あれは何ですか??」状態です。
こちらが、山口県のガードレールです。
オレンジ色なのですが、実はナツミカン色なのです。
山口県道には、黄色(ナツミカン色)のガードレールがある。1963年(昭和38年)、第18回国民体育大会が開催されるにあたって、当時の橋本正之山口県知事のもと、ガードレールを山口県特産のナツミカンの色に塗り替えることが提案されたものといわれ、現在でも山口県管理の道路(県道及び一部の国道)は黄色のガードレールが標準となっている。
その他にも、長野県は、木製のガードレールを作っていたりするそうです。
国のモノであろうが、県のモノであろうが、道路は、国民の税金を使い、作られた国民のものです。
だからこそ、道路の上で商売をする上で一番大切なことは、安全にトラックを走らせる配慮することなのです。