【運送・配送】「送り先までの距離が短いから送料も安い」はウソ、ホント?

自転車・家具ベッドなど大きな荷物を送るまたは、引越しで荷物を送る際に意外に勘違いされていることがあります。「送り先までの距離が短いから送料も安い」は必ずしもそうなるとは限りません。

これはタクシー、バス等の交通手段をお客様として利用する事が多い人が陥りやすい死角です。距離によって燃料費が比例して増え、移動時間が増えるから人件費もかさむという仕組みです。

ある有名な話があります。日本で洋食料理の卸をしている会社が食材としてアジアのA社から農作物を輸入するのと、ヨーロッパのB社から輸入するのに必要な輸送コストを比較したところ距離の長いヨーロッパの方が安かったのです。

「帰り荷」を手配

ヨーロッパのB社は日本の卸会社へ農作物を納品したあとに、帰りのフライトでも自国に輸送する荷物を既に確保出来る条件がありました。

輸送のこの話は引越し業者にも当てはまることで、距離が長くても帰り荷が準備出来ればトータルコストは安くでき、逆に往路でしか荷物を確保出来ない場合は配送費は高くなります。

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