個人事業で地場の配送を行っている方々にとっては配車・配送管理は何をしているところなのか気になる点だと思います。
実際に私も、その専門的業務内容に関心がありましたので纏めてみました。
配車・配送管理
配車・配送管理は運送に関わる業務ですが実際は物流センターで行われています。トラックの運行状況などをコントロールしているのも物流センターの運行管理者となります。
物流センターから商品を出荷する際に必要なトラックの台数を計算し運送会社に対し手配します。
定期で運ぶ物がある場合は契約している場合がほとんどですが、繁盛期には物が大きく増えますのでその日によって必要台数は変動します。
また、予め受注データや出荷個数よりタイムスケジュールを組むことによりスムーズな配車、配送までの準備を行うことが可能となります。
実際に配送手配が終わっても、顧客の元へ届けるまで物流センターの仕事はあります。
具体的には出発時刻・着時刻の管理、運行状況の把握、それらを元に集まったデータから積載効率を勘案してのコースの組み替えなど分析業務など全体のマネジメントが必要になります。
業務フロー
1.受注データより予定車両台数の算出
2.配送コース表の決定・運送担当へ配車要求
3.配車確定・運行指示
4.GPSを用いて店着照会・運行状況把握
5.運行管理・分析・改善
物流センターでの配車・配送管理は顧客に対して、いかに高い物流サービス水準を提供するかという重要なテーマで非常に重要な役目を果たしています。
物流コストや要因管理等は在庫の管理だけでなく物流の質を上げるためにも考慮する必要があります。改善することでサービス品質の向上に繋がる様々な業務があるのです。