運送とは、モノを必要な場所に必要なときに送ることですが、
運ぶといってもさまざまな輸送形態があります。
実は、トンベースでは、トラックが9割以上を締めていますが、それぞれに、短所と長所があり、
モノを送る側にも多少なりとも知識が必要です。
大きな4つの輸送機関について、見てみましょう。
トラック輸送の特徴
トラック輸送のイメージはどのようなイメージをお持ちですか?
トラック=宅配というイメージがあると思います。
実は、トラック運送事業者の数は60,000社程度あり、実は結構事業者の数があるんです。
それでは、それぞれのメリットデメリットをみてみましょう。
トラックで運ぶメリット
スピードが早い
拠点から拠点までのスピードは早いです。
機動力が非常に高いです。
中距離輸送は安い
しかも、小さな単位の荷物だと、割安です。
大きな輸送の荷物では、圧倒的に、船に負けてしまいます。
積み替えが少なく、モノの破損リスクが少ない
意外かもしれませんが、トラック輸送は積み替え回数が比較的少ない(特にチャーター)ため、モノの破損リスクが少ないです。
ただ、路線業者さんや宅配業者さんは、積み替えを頻繁に行っているため、積み替えの数は多いかもしれません。
時間の柔軟性があり、利便性が高い
ある程度集荷などの時間に対して柔軟性があり、利便性が高いです。
時間の指定などがある場合は、近くで待機することも可能です。
トラックで運ぶデメリット
大量輸送に適さない
大きくても13tや14tの積み込み、トレーラーでも20tが限度。
一度に1000t輸送したいなどのニーズには適していません。
長距離になればなるほど、高くなる
距離が長くなれば、価格があがります。
当然といえば当然ですが、必ずトラックは帰らなければいけません。
帰りの荷物も探しにくい状況が出てきます。その原因もあり、高くなります。
事故発生率が高い
他の輸送方法と比べると事故率が高いです。一般の方の道路を利用するため、様々な要因が起因し、
事故発生率は高くなります。
CO2排出量が多い
トンあたり、荷物あたりに換算すると、CO2排出量が多いです。
減少させるために、様々な企業努力がなされていますが、一番は、「極力走らないこと」です。
走らないというと、「運べない」印象がありますが、効率化するということです。
走る距離を極限まで短くすることで、CO2削減にも繋がります。
メインのトラック事業者
それでは、どんな運送業者があるのでしょうか?
トラックをメインでやられている大手の運送会社を見てみましょう。